ピル処方

ピルは大きく2つの使い方があります。正しく使うことで女性の体を守ります。
目次

ピルとは(低用量ピル)

ピルと聞くと「避妊薬」をイメージする方が多いと思いますが、ピルは月経困難症の治療薬や美容としても効果があるお薬です。
月経困難症はピルが効果的!こんな方は月経困難症かも…
  • 強い月経痛などの症状により、日常生活に支障をきたす
  • 月経のたびに強い腹痛があり鎮痛剤が必要
月経前緊張症(PMS)はピルが効果的!こんな方はPMSかも…
  • 強い腹痛・腰痛・頭痛などがあり鎮痛剤が必要である
  • 精神的に落ち着かない・眠気が強くなる・むくみがあるなど
肌荒れなどの美容効果もあり!
  • ニキビが改善されない
  • 肌荒れに悩んでいる方

これらを踏まえてピルとは

ピルを服用している期間は排卵を抑えることになりますが、その代わりとしてPMSや月経痛が緩和され、日常生活を楽に過ごせるようになります。また、月経時の出血の量も少なくなり、ナプキンの使用量が減ると共に、月経期間も短くなります。 ピルはホルモンバランスを整え、服用をやめた次の月から排卵するので、妊娠に好影響を与えます。

ピルの注意点

日本でのピルは、1996年に治療薬としての承認を受け、女性のQOLの向上が期待されています。しかし、情報不足や偏見等から、欧米諸国と比較しても普及率は極めて低くなっています。先進国ではピルは薬局販売されている国も多くありますが、日本では診察が必須となっています。

こんな方は処方できない可能性があります

  • 喫煙一日15本以上
  • 肥満(BMI30以上)
※血栓症のリスクが上昇するので該当する方は、生活習慣を見直してみるのも良いでしょう。

ピル処方の流れ

初診の方

  • 問診表の記入
  • 血圧測定
  • 診察
  • ピル処方+お会計

再診の方

  • 血圧測定
  • 問題がなければ受付でピル処方(診察希望の方は診察)+お会計

オンライン診療

現在休止中 オンライン診療

ピルの費用

当院では、一度に3シートまで処方ができます。
自費診療の場合、1シート2,600円〜2,800円です。
(別途診察料がかかります。初診:3,300円・再診:1,650円)

料金

  (1か月分で計算)
料金は使用薬によって変わりますので、詳細はお電話ください。  

効果の高い避妊法

低用量経口避妊薬 OC

女性ホルモンを含んでおり、正しく服用することで効果の高い避妊ができます。

メリット
  • 女性主体で避妊ができる
  • 正しく服用することでかなり効果の高い避妊が可能
  • 月経周期が規則的になる
  • 生理の量が減り、生理痛の軽減
デメリット
  • 毎日の服用が必要 失敗率 0~0.59%
 

子宮内避妊用具 銅付加IUD

小さな器具で子宮内に入れて使用します。 器具には銅がついており、避妊効果を高めます。 一度の挿入で2~5年間、避妊ができます。

メリット
  • 授乳中の使用も可能
  • 薬の服用忘れがない
デメリット
  • 生理の量が増える可能性あり 失敗率 0.6~0.8%
 

子宮内避妊システム ISU

小さな器具で子宮内に入れて使用します。 器具より女性ホルモンを放出し、避妊効果を高めます。 一度の挿入で最長5年間効果があり、最も避妊効果の高い方法です。

メリット
  • 生理の量が減り、生理痛の軽減
  • 薬の服用忘れがない
デメリット
  • 器具を挿入してから数か月は生理以外の出血が続く可能性があるが、時間とともに日数や量は減少 失敗率 0.1%
 

まずはご相談ください。

月 - 金 9:30~12:00 / 14:30~17:00
〒136-0076 東京都江東区南砂4-2-13
TEL:03-5635-1103
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